神田古本まつり 9

久しぶりの神田神保町界隈は、26日から始まった『神田古本まつり』で賑わっていた。

今日発売の『日刊ゲンダイ』を買いに神保町交差点に出た後、ブラブラ古書店の前にズラリと並べられた本を覗いて回る。以前は片っ端から買っては、配送センターまで持って行って学校や自宅に送ってもらっていたが、今は私に許された空間は8畳ほどの書斎だけだ。

ベッドの周りも本だらけで、もう置いておく空間はないと言っていい。新しい本棚を買おうとしたら、大家さん(家人)にめちゃくちゃ叱られた。「書斎で完結して‼️」マスオさん以下の私は沈黙を守るのみ。

ふるさと杵築に帰って•••と思わないわけではないが、親友(H比野)研ちゃんにも、F(木啓孝)ちゃんにも「これからどれだけ読もうと言うんや‼️」と叱咤されてしまった。

それでもブラブラ歩いていると小学館の『日本古典文学全集』(旧版)がバラ売りで1冊500円、新潮社の『新潮日本古典集成』が400円で売っている。あちゃー🤷‍♂️🤷‍♂️🤷‍♂️。「欲しいなぁ〜」と思いながらも大家さんの恐怖の方が勝ってしまう。

三省堂書店で、朝日文庫の『新聞と「昭和」』上下を買う。後期の授業で使うためだが、もちろん単行本で持っていたのを退職するとき研究室に残してきたから、今度は文庫で読むことにした。これだって古本まつりを丹念に回れば、1〜2冊は並んでいるかもしれないが、『北雪』3杯飲んだと思えば安いもんだ⁉️結局古本は何も買わず、トボトボ事務所に戻る。

夕方からW稲田の授業があり、午後5時に事務所を出る。いつもタバコを吸う大隈講堂横の喫煙コーナーで、学生たちが歓喜の声を上げていた。今日のSK戦でW稲田が勝ち点をあげ、K応の優勝を阻止したというのだ。

そうか昨日テレビでやっていたので途中まで見ていたが眠ってしまった。あれから逆転勝ちしたんだ。しかも今日も。そんなことなら土曜日に勝って、優勝決定戦に持ち込めば良かったのに•••と意味のないことを思ってしまう。

普段は新聞のスポーツ欄で、偶然結果を知る程度だが、今日は当日にキャンパスにいて、しかも学生たちとタバコを吸いながらの雑談で知ったので、ついつい彼らと同じような気分になってしまったのかも。若いね〜。

大学院のTさんとYさんに訊いてみたら勝ったことも知らなかった。確かに優勝したわけじゃないんだから、そんなもんかも。今時の学生はハロウィン🎃👻なんだな。

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