先週からやたらと講演用の原稿や講義用のパワポ作りなどで忙しくしていた。しかも11月3日は、娘の最後の陸上競技となる都駅伝大会があり、東横線ー副都心線ー埼京線を乗り継いで浮間船渡駅、さらに荒川土手の競技場まで応援に出かけた。
それだけでも疲れるのに、応援席の場所取りが、3年生部員の父母の役目とかで、午前7時の現地集合のため午前4時起きだった。これで人生最後の応援と思えば、どんなことでも苦にならない。
午前10時出走。女子は5人でタスキを繋ぐのだが、高校3年生の娘は一番距離が長い1区を走った。普段は3000メートルのレースが最長だけに、その倍の距離とあって心配するが、「これが最後だ。口から心臓が飛び出してもいいから頑張れ‼️」とついつい無責任なことを言ってしまう。私なんぞ彼女のペースで100メートル走っただけで心臓麻痺で死にそうだけど。
応援席の前を2回通るのだが、69校が出場しているので、組んず解れつ。見つけ出すのに苦労するが、ほかの父兄が「杏香頑張れ‼️」と声援を送ってくれるので、近づいて来たことに気づく。慌ててスマホ📱のシャッターを押すが、応援しながらなのでタイミングが合わない。あちゃー🤷♂️🤷♂️🤷♂️。
▲中継地点で無事タスキを渡し終えたところ(左)
結局去年より3位順位を落として14位で終わった。男子は5位に入って関東大会に。女子は、スポーツ推薦で入学した長距離の2年生が、レースの2ヶ月前に「駅伝は自分の種目や記録とは関係無いので出ません」と部活を休んでしまい、急遽他の中距離のメンバーでチーム編成するのに苦労していた。全員完走出来て安堵した。
▲力を出し切ってダウン。仲間が介護してくれた。
「それじゃ何のためのスポーツ推薦入学なんだろう❓」と思わないでもないが、まぁ子どもたちの部活動のことで、親がとやかく言うのは、余計なお世話だから知らん顔している。とにかく最後までいろいろ大変だったみたいだが、無事に終わってめでたしめでたし。
驚いたのは、T京都市大時代の同僚Y萩香織さんご夫妻が、応援に来てくれていたことだ。彼とはよく学食で、陸上談義に花を咲かせた。お嬢さんの史歩さんは、H王子高校時代には都の代表となったり、都大路を走った有力ランナー。D東文化大学に進んで大学女子駅伝でも活躍、今は実業団のシスメックスで走っている。
史歩さんとはレベルが違いすぎるのだが、Y萩さんはいつも娘のことを気にかけて熱心に応援してくれる。お陰でスポーツに関心の薄い私も娘を理解するようになり、ありがたかった。
打ち上げは新宿歌舞伎町のチーズフォンデュの店だというから、「歌舞伎町かぁ⁉️」と心配したが、今時の都会の高校生は新宿、渋谷は慣れているらしい。オシャレな店で、とても美味しかったらしく、しかも1人2000円の食べ放題だったというから、「お店は商売になるのかなぁ」と余計な心配をしてしまう。
これで6年間の陸上部生活も終わった。何度いや20回以上は応援に行ったから、少し寂しい😔😔気もする。よくまぁ雨の日も風の日も、一年中早朝練習から菅平、猪苗代の合宿など、飽きもせずに続けたもんだと親バカちゃんりんながら感心している。これほど努力しても「天賦の才」が無いから記録は伸びないのは、可哀想だが致し方ない。
そんなこんなで、やり残した作業を月曜日も朝から書斎でこなした。娘は、今日から部活がないので早く帰ってくるため、早めに晩飯を作っておく。彼女のリクエストで、「エビのチリソース」と「嬉しの」、これは大分の郷土料理で、酒とみりんと根昆布出汁と創味のダシ醤油に水を200cc加えた中に、生姜、大葉、万能ネギ、ミョウガを刻んだタレに、刺身(今日はイナダ。鯛や縞鰺など好みの魚)を漬け込んだもので、最後にゴマを満遍なくふりかけるのがポイントだ。それに、「ほうれん草とキノコのソテー」を作っておいた。
昼メシ抜きで、気がつけば午後4時半。午後6時15分から大学院の講義があるので、慌てて電車に飛び乗ってW稲田へ。腹が減った〜。『キッチン南海』で「カキフライ」を食べる時間があるか⁉️ギリギリだ。バッグから財布を出そうとしてびっくりポン‼️ 持って来ていない。あっ🤭🤭🤭買い物から帰って本棚に小銭入れと一緒に置いたままだと気づいた時は後の祭り。
それでも空腹のまま授業をするのは、ちょっとキツイかな。あっ🤭🤭🤭PASMOで食べられそうな店があるかも⁉️ と思案しながら駅の階段を上りきると、すぐ横に『吉野家』の看板があるではないか。お店の人に訊ねると「使えますよ」と優しい返事。
目の前に出ていたチラシの「牛鍋」を注文した。690円ぐらいは、PASMOに残っていた。「空腹に勝るご馳走なし」。久しぶりにヘビーな食事をしたが、もう胃の方は大丈夫そうだ。