A(田芳生)ちゃんがいつも私のことを「食べすぎ老人」と呼ぶけれど、私はセーブしながら食べている、つもりだ。
3人のMacスタッフの極上サポートに気を良くした我々は、午後5時すぎからご町内(神田小川町)の『さいまや』で、豆腐三昧でいっぱいやった。
『さいまや』は、ひとえにF(木啓孝)ちゃんが、ここの豆腐料理がご贔屓で、2週間に1〜2回は顔を出している。今夜は豆乳鍋の生湯葉温豆腐、揚げ出し豆腐、肉豆腐、がんもどき などなど、ポテトサラダ以外は全て豆腐だった。あとなんだっけ⁉️思い出せない。老人力、老人力。私は生ビールに「一刻者」のお湯割り2杯。だんだん暖かい焼酎が旨くなる。
△昔の自動車をネットの映像を見せながら説明するFちゃん
ここでの話題の中心は、1950年代からの自家用車の思い出一色だった。Fちゃんが1960年代後半に初めて買ったホンダの『Nコロ』に始まって、『ベレット』や『117クーペ』『コスモ』『サバンナ』など一世を風靡した名車の名前を次々に上げては、それにまつわる思い出話に花が咲いた。
とにかくFちゃんもT橋宗ちゃんもこの40年間、沢山の車に乗ってきたことがよくわかる。2人ともずーっと外国車が好きなようで、今でもFちゃんはワーゲンの大型ワゴン車、宗ちゃんはイタリアのFIATのチンクに乗っている。私は自動車は10年以上前に廃車にし、今はパナソニックの電動アシスト付き自転車で満足している。
私の場合都心では、電車、地下鉄乗り継げば、渋滞の車とは移動効率が違うのでまず必要ない。短い距離や乗り換え効率が悪いところでは、タクシーを利用することにしている。A日新聞のO(山俊宏)ちゃんは、公共自転車を利用していて、先週も私の事務所に築地からそれでやって来た。
Fちゃんは、今日のMac購入で気分を一新したいらしく、飲む前も後もはしゃいでいた。やはり我々は少年=ガキの精神から抜け出せない所が多々あるのだろう。
それにしても『さいまや』の豆腐は、生湯葉温豆腐をはじめ全て秀逸だった。
△数ヶ月ぶりの赤坂
これで出来上がった我々は、2次会にも行かず、お店の前で宗ちゃんと、神保町駅ではFちゃんと別れた。私もこのまま半蔵門線渋谷乗り換えで帰るつもりだったが、ここ数ヶ月行っていない赤坂の『もも』が、『水道管破裂のトラブルで大変だ」とフェイスブックで読んだのを思い出し、急遽顔を出した。
久しぶりの赤坂だった。今は神田小川町界隈ですべて完結してしまうからだ。それにしても驚いた‼️ビルを見上げたら『もも』の街灯がついているではないか。大家さんが因業オヤジらしく、長きにわたって店の看板を照らす街灯の電気が消えているのを取り替えずにいた。それを知っている客は、偶然見上げて一様に「おお〜」と言っただろう。誰も気がつかんかな⁉️ 俺だけかも、失礼。
『もも』の水道管破裂は、すでに修復していて、店内はスウェーデンから帰国した音楽家たちのグループや若者3人組と、お客でいっぱい。「心配するほどのことはなかったなぁ」と思いつつ、冷奴、梅干し4個、らっきょう、杏やブドウ、生姜のドライフルーツと、定番のツマミでハイボールを5杯飲んで引き揚げる。
外に出てびっくり‼️目の前のホテルの1階に『赤坂寿司』の名で立ち食い寿司屋が出ているではないか❣️これはスルー出来ない。
早速入ってビールとばい貝の煮付け、寿司はアジ、シマアジ、サンマ、白イカ、宮崎の鯛 (名前は忘れた)、卵焼き、梅紫蘇巻き、あと何だっけ、思い出せないけど、まずは満足。それに安い‼️こんなことならもっと食べればよかった、でも寿司はそこそこが好い。今週の月曜日に開店したばかりだという。すぐ側に大きなチェーンの寿司店が3店あるが、チョットつまむのならこれぐらいが好い。
だがどうも習慣で蕎麦(麺)で〆ないと帰る気がしない。そこで地下鉄千代田線赤坂駅前の『吉そば』に抵抗なく入る。「温かいお蕎麦で、天ぷらはエビとナス」を注文する。
待つこと数分、美味い😋😋😋。以前この店は、ジローと客を下から見上げる年配の、決して感じが良いとは言えない店員さんがやっていて、足が遠のいていた。久しぶりだったからか、蕎麦の茹で具合も天ぷらの揚げた感触も段違いで、美味く感じた。
こんなにノンビリしていたら最終電車ギリギリに。明治神宮前駅午前0時4分横浜行き最終電車にどうにか間に合った。しかも空席あり。次の駅の「渋谷〜しぶや〜・・・」は聞いた記憶があるが、目が覚めたら菊名だった。後一駅、ここからは眠ったらあかん❗️と踏ん張る。
家に帰り着いたのは、午前1時前だった。疲れたけれど、久しぶりに気分のいい楽しい一日だった。