議員会館で遅い昼食 26

今朝は、というか昨夜からの日産ゴーン会長逮捕のニュースを見ていて、「内部通報と言っていたから、新たに導入された司法取引かな❓」と思っていた。そこで朝刊で詳しく知りたいと午前3時7分に『朝日』と『東京』が届くのを「チキンラーメン」を食べて待っていた。

デジタル版の『毎日』は、デジタルなのに紙より遅い午後5時過ぎでないと読めない。おかしな話だ。とにかくゆっくり朝まで待てないのは、記者時代からの性分やね。早朝は寒くなった。新聞配達のお兄さん、ご苦労様。

やはり朝日が大きく取り上げていた。朝日にいたM山治さんや編集委員のO(山俊宏)ちゃんの得意分野だ。そういえば最近会っていないなぁ。来週声をかけよう。

そんなこんなで寝不足のまま永田町へ。

お昼過ぎから午後2時半までと午後4時から5時半まで、新刊書のインタビューで参議院議員会館で過ごした。私が知っている会館は昔の建物なので、別世界のような立派さ。1階の喫煙室から日比谷高校のグラウンドで、生徒たちがサッカーに興じているのがよく見える。

午後3時に食堂が一旦閉まるというので、インタビューとインタビューの合間に、カメラマンのY口和也さんと急いで向かう。ギリギリセーフ。考えている暇は無いのでY口さんと同じ「ミニカツ丼付きざる蕎麦大盛り」を注文する。

▲「撮るのは得意だけど、撮られるのはねぇ〜」とY口さん。

昨日の駅ホーム蕎麦とは、大いに違って蕎麦の味がする。大分県別府市に昔あった、ここ何十年行っていないのでまだあるかどうか分からないが、『東京庵』の蕎麦の味を思い出した。

永田町駅から南北線で座って田園調布駅まで、後は東横線でとにかく座る。というのも定期購読の『小説すばる』12月号からiPad に自炊した北方謙三さんの「チンギス紀」を読むためだ。これだと文字を大きく出来るので電車の中でも楽に読めるんだな。行きと帰りで一気に読み終えた。

読み終えるとすぐに続きが読みたくなる。単行本も出始めたがこれで十分。それに3〜4ヶ月早く内容を知ることができるのが嬉しい。この小説、テムジンのその後を世界史で習っているので、「テムジンは死なないんだよねー」とわかって読むから、それはそれで愉しいんだな。

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